今回はキャンプを始めたいけど何から用意すれば良いかわからない方や、お金があまり出せません…といった方々、そして例えるなら、RPGは攻略本見ながら進めて行きたいタイプの方に、僕の経験を元に導いた、投資すべき「最初のギア」をお伝え致します。これを買えば失敗なくキャンプを始められます!
お金を掛けるギアは5個、あとは家にあるもんでおk
まずお金を掛けるべきギアは5個だけです。あとは家にあるもんや100均などで十分。慣れていってキャンプにはまっていったら徐々に買い足して行けば良いのです。
テントです。これはキャンプする上で欠かせない物ですのでノミネート。無数のテントがある中でこれにした理由は「親切設計」「使い勝手の良さ」「コスパ最強」だからです。まず組み立てやすい。説明書はもちろんありますが、そもそも説明書がなくても感覚で組み立てられます。僕は初張りの時15分で組めました。それぐらい簡単です。また、中も大人二人寝れるぐらい広いので快適です。雨が降ってもテント内で調理や食事等の活動が出来ます。キャノピーというテント入口の幕を上に開けば、タープを購入しなくても日除けや雨除けのひさしが作れます。初めてのキャンプで不快な思いをしない事も重要ですから、ここはしっかりしたものを選びましょう。もちろん耐水性も高いですので浸水もありません。ベンチレーションもあるので外の空気を取り込むことも可能です。これだけスペックが高いのにも関わらず値段は16,000円前後。変な中華製の物を買って後悔するよりマシです。そうゆう意味でも大手キャンプ用品メーカーで実績と信頼のあるコールマンのツーリングドームLXは最適と思われます。ちなみに「LX」の他に「ST」というのもありますが、初心者は「LX」を選びましょう。「ST」はどちらかといえば上級者向けで、小さくコンパクトなのでライダーや最低限の荷物でキャンプをする人や、テント以外のギアが豊富な方向けのものです。
② チェアー
椅子です。椅子は本当に重要で、キャンプ中の多くの時間はこの椅子に座っています。食事の時も、ふと大自然を前に思いを馳せている時も、椅子がなくてはせっかくリラックスに来たのに疲れてしまいます。
椅子と言っても様々な種類、デザイン、メーカー、価格がありますのでいくつかピックアップしたので参考にして下さい。
【資金に余裕がある方】Helinox(ヘリノックス) アウトドアチェア
アウトドア用チェアー界ではトップクラスの会社ヘリノックス。ヘリノックスのチェアーは、誰しも一度は憧れると言っても過言では無いです。軽くてコンパクトなのに丈夫さも兼ね備え、多くのキャンパーに支持されています。が、、、高い!一番安くても14,000円はしますので、まあ長い目で見れば買いかもしれませんが、最初はやめといた方が無難かもしれません。
【オールマイティ系チェアー】コールマン レイチェア
THEキャンプチェアーと言ったところでしょうか。王道チェアーです。まずコールマン社製の安心感。そして座りごごちは自宅の椅子と変わらない程。なんと言ってもリクライニング機能搭載の為、背もたれが倒れます。少し仮眠をとる時や、星を見る時は最高です。キャンプだけでなくBBQやご自宅の庭でゆったりする時、子供の通う少年野球の試合を見に行く時など、どこでも大活躍間違いなし。価格も7,000〜10,000円と比較的安価かと思われます。多少かさばりますが、汎用性とリーズナブルさでおすすめです。
【男の無骨キャンプがしたい方】バンドック ポータブルチェア
無骨。ただそれに尽きる。快適性やオシャレ感より無骨感を意識したい方にはおすすめ。また価格2,000〜3,000円と安く、メーカーも日本メーカーで安心感のあるバンドック。座り心地は上記の2つに劣りますが、何よりコンパクトでデザインもシンプルでカッコいいので、自身の目指すキャンプ像にマッチするならありです。
【Kobazo使用チェア】Mozambique アウトドアチェア
僕が今現在使っているチェアです。バンドックのチェアと感覚は一緒で、シンプルなデザインとブラックカラーが良かったのでこれにしました。しかも三段階の高さ調整が可能ですのでロースタイルとハイスタイルの両方を対応できます。収納もコンパクトになるのでバックパックにも収まります。価格は4,000〜5,000円。買って良かったです。
③ テーブル
キャンプにおいて一番の楽しみは食事とお酒。その上でテーブルは欠かせないでしょう。ただキャンプ場によっては備え付けのテーブルがあったり、無骨キャンパーなら現地の木や石で即席で作ったり、なんならテーブル無くても飯食えるよという方もいますので、不要な場合はその分他のギアにお金を使って下さい。
【ソロキャンパー向け】Moon Lence アルミロールテーブル
携帯製と耐久性に優れ、熱いものでも置けるアルミ製テーブルです。価格も3,000〜4,000円。組み立てが少し面倒ですが造りも良いですし、作業もしやすいです。僕も使っています。
【ファミリーキャンパー向け】コールマン フォールディングリビングテーブル
コールマンのテーブルで家族や大人数キャンプ、BBQなどで大活躍のテーブルです。価格は10,000円前後。高さが調整できるのでローもハイも対応出来ます。木目の美しいデザインで、自宅のリビングで使っても良い感じです。ただ畳んでもそこそこの大きさはあります。
調理器材です。カセットコンロでお馴染みIWATANIのキャンプ向けにデザインされたカセットコンロです。やはり料理において火は欠かせないものでしょう。様々なキャンプ用調理バーナーがありますがこのタフマルにした理由は、使いやすい点と、自宅でも使える点です。まず、使い勝手についてはもうお馴染みのカセットコンロですのであらためていう必要もありません。ガス缶をさしてボタンを捻るだけで火がつきます。そして、自宅で鍋をする時にも使えますので、万が一キャンプにハマらなかったり飽きた時にも無駄にはなりません。なんなら災害時用として一家に一台あっても良いものだと思います。価格は7,000〜8,000円で購入出来ます。少しコンパクトになったタフマルJr.もあります。
出ましたスノーピーク!キャンプメーカーでは比較的高級な印象のこのメーカーが出す調理用器具。大小二つの鍋がセットになっており、鍋にもフライパンにもなりますし、お皿としても使える万能クッカーです。価格は4,000円前後。この万能さを見ればコスパ最強です。鍋やフライパンなどは自宅の物を使うのも良いですが、生活感が出ますし、あまり外で手荒く使えないのでこちらを買った方が良いと思います。クッカーもだんだん傷やへこみが出来たり、煤で黒くなったりすると味わいが出てきてより愛着が湧くんですよね。そういった相棒ギアとしても持っておくべきです。
焚火台とシェラフはオプションで
以上、5つのギアが出揃いました。あれ、焚火台は?やシェラフは?とか聞こえてきそうですが、あくまでキャンプをとりあえず経験してみたい方の最初の用意すべきギアですので、焚き火台は焚き火がやりたい方や憧れがある方だけ購入して下さい。一応おすすめはTOKYOCamp焚火台です。下の記事を参照して下さい。
シェラフに関しても、正直なところ自宅にある布団があれば問題ございませんが、それじゃかっこがつかないよという方は購入して下さい。
それ以外にも、ライトやカトラリーなどこまごました物に関しても自宅の物を持参したり、100均で購入すれば大丈夫です。
賛否両論あるかと思いますが、あくまで僕自身の考えなので良かったら参考にしてみて下さい。素敵なキャンプライフを送りましょう!
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。

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